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■ ガガンボ   10.4.2

またも夜中に暴風が吹き荒れました。春先って、いつもこんな風が吹いていたのか記憶にないのですが。

ガガンボに出会うことが多いのですが、よく観察してみると「平均棍(へいきんこん)」が見えました。


キリウジガガンボ   10.3.23   PENTAX K20D 100mm/macro ISO400 1/800,F8
■ ガガンボ   10.4.2_e0070891_18133541.jpg


   3.27   〃    1/160,F8
■ ガガンボ   10.4.2_e0070891_18161254.jpg
■ ガガンボ   10.4.2_e0070891_1816303.jpg
        部分拡大してみると 「平均棍」 がしっかりと写っていました。

平均棍 とは? 「Wikipedia」より
平均棍(へいきんこん 英語:haltere)は双翅目の昆虫における、後翅の飛翔機能が退化、変化した可動器官を指す。
一般の昆虫は中胸と後胸に一対ずつ、計二対の翅を持つが、ハエやカは外見的には中胸の一対しか見られない。後胸の一対がごく小さな形に退化しているためである。
よく見れば、その翅のあるべき位置にごく細くて小さな、棒状で先の膨らんだ形の器官があるのがわかる。
これが平均棍で、飛翔中に前翅の羽ばたきと同じ速さで振動、詳しくは前翅を振り上げると平均棍が上がり、前翅を振り下げると平均棍が下がる。

by higirinikki | 2010-04-02 18:22 | 舞岡公園の虫
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