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■ 小田原を歩く   12.5.16

風は爽やかだが、日向は夏の気温。そんな中を、小田原の旧跡を歩いてきました。
歩いた仲間は、元勤務していた会社の初任配置が同じ工場・研究所だった10人。年1回、一緒に歩いて飲み会で旧交を暖める仲間です。

小田原は、明治から昭和初期まで政財界の重鎮が別荘や老後の静養地としていた土地でした。
小田原城の山手の斜面に、そんな旧居が点在しています。観光(?)情報に詳しい幹事が設定したコースを、午後2時から5時近くまで、1万3千歩のウォーキングでした。
歩いた中から、「清閑亭」と「老欅荘」を紹介しましょう。


小田原城濠   12.5.16   FinePix F200EXR 6.4-32mm ISO400 1/70,F9
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清閑亭
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        旧黒田長成侯爵別邸。明治39年築。戦後、浅野侯爵家を経て第一生命の施設として使われ、
        平成20年、小田原市の管理するところとなった。


真鶴方面を望む
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        眺めよし、涼しい風が吹き抜ける座敷で飲むコーヒーは「美味しうございました」


光を取り入れる工夫
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        掛け軸を際立たせる光線を取り入れる工夫がなされていました。


松永記念館・老欅荘
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        「電力王」松永安左衛門が71歳から96歳まで居宅とした家と、収集した古美術品を公開していた記念館。
        大きな欅と周囲のカエデの緑が綺麗だった。

蹲い石
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        全室が茶室、かと思わせるほど、茶席が設けられていた。
        この小石があると、「入室禁止」のしるしだとか。
by higirinikki | 2012-05-16 23:24 | 交友記
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