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■ これは何だ?   13.7.10

今日も猛暑の日。外へ出る気がしないのだが、2時から小谷戸の里で大事な集会があり、出かけてきた。

その途中、ネザサの葉に奇妙なものが。


これは何だ?   13.7.10   FinePix F200EXR 6.4-32mm ISO400 1/150,F3.3
■ これは何だ?   13.7.10_e0070891_18323064.jpg
        一目で「タケカレハ」の幼虫だとわかるが、この白い米粒のようなものは何だ?


コマユバチに寄生されたタケカレハ
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        ネットで探索すると、この白い米粒はタケカレハの幼虫に寄生したコマユバチの仲間の蛹、
        中の幼虫はすでに羽化して飛び去ったあとのようです。

        コマユバチの親は、生きたタケカレハ幼虫の生命維持部分を避けて産卵、
        孵化したコマユバチの幼虫はタケカレハ幼虫の身を食いながら成長して繭となり、羽化するのだという。
        この穴のあいた米粒は、抜け殻というわけです。

        もう少し前に見つけていれば、コマユバチの羽化シーンが見られたかもしれません。

        また、これだけ寄生されても生き続けてきたらしいこのタケカレハの幼虫、
        この時も生きているのかは確認し忘れました。
        さらに生き続けて、蛹になり成虫に羽化できるのかも不明です。

        最近、間違いを指摘いただいている「そら」さんの 「ご近所の小さな生き物たち」 の記事にも
        取り上げられていることに気づきました。
        
by higirinikki | 2013-07-10 18:41 | 舞岡公園の虫
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