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■ ヨモギの虫こぶ (2)   14.9.11

東日本大震災が発生してから3年半がたった。遅々としてすすまない復興の上に、また大雨が北海道をはじめ東北にも襲いかかっている。
当地では、曇り空に時々雷鳴轟く雨が降ってくる。

おとといの散策、ヨモギの花が咲こうとしていた。花序を覗き込んでいて、虫こぶがついていることに気づいた。


ヨモギハシロケタマフシ   14.9.9   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/550,F5.6
■ ヨモギの虫こぶ (2)   14.9.11_e0070891_17552046.jpg
        見たことがない姿、帰宅して「ヨモギハシロケタマフシ(蓬葉白毛玉附子)」とわかった。

        (形成者) ヨモギハシロケフシタマバエ
        (形状) 葉裏ときに葉柄につくられる球状の虫えい。直径10㎜前後。
             白色の微毛が密生。虫えいの壁は柔かく内部に1虫室があり、1幼虫を含む。
        (生活史) 初夏から秋まで虫えいが見られ、年に数世代が繰りかえされると考えられる。


裂開した ヨモギクキコブフシ   〃   〃   1/220,F5.6
■ ヨモギの虫こぶ (2)   14.9.11_e0070891_1891844.jpg
        まるで花びらが開いたように見えたので、まだ知らぬ虫こぶかと思った。
        帰宅後、薄葉重先生の「虫こぶハンドブック」を開いたところ
        ■ ヨモギの虫こぶ   14.6.30 で紹介した「ヨモギクキコブフシ」が、裂開して虫室が出現した姿のようでした。
by higirinikki | 2014-09-11 18:14 | 舞岡公園の草木
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