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水辺の草 タデ科の草花  06.9.27

タデ科タデ属の草のうち、水辺で見られる草花を集めてみました。

      ミゾソバ
水辺の草 タデ科の草花  06.9.27_e0070891_2147204.jpg
      撮影データ 06.9.24 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200
      1/350,F5.6

谷戸田の山側の湿地で群生しているミゾソバが、例年より遅れて咲き出しました。
葉の形を牛の顔に見立てて、別名「ウシノヒタイ」ともいうそうです。花が終ると花びらが実を包みます。


      アキノウナギツカミ
水辺の草 タデ科の草花  06.9.27_e0070891_21473892.jpg
      同上  1/750,F5.6

ミゾソバの群落に混じっていて、同じような花が咲くので見分けにくいが、葉の形の違いで見わけてください。
茎に下向きについた棘が多く、「ウナギでもつかめる」ということからきた名前。葉は按針形で基部が矢尻形にはりだして茎を抱いている。


ママコノシリヌグイ
水辺の草 タデ科の草花  06.9.27_e0070891_21345043.jpg
同上  1/90,F8

棘の生えた茎で継子の尻を拭う、という恐ろしい名前だ。
葉は三角形で、筒状になった托葉の上部が円形になっているのが特徴。コンペイトウのような形に集まってついた花は、上部が赤く、下部は白い。


イシミカワ  05.9.18撮影
水辺の草 タデ科の草花  06.9.27_e0070891_21401414.jpg
花は緑色で小さく、ほとんど目立たないのですが、果実が色づいてくるとよく目立ってきます。果実は当初の白緑色から紅紫色に変わり、完全に熟すとルリ色になります。
今年は自生地の草刈りで目にできなくなりました。
by higirinikki | 2006-09-27 21:50 | 舞岡公園の草木
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