人気ブログランキング | 話題のタグを見る

■ チョウジタデ   07.8.25

きのうの散策、小谷戸の里で事務局のKoさんのアドバイスで珍しい草を撮影しました。

古民家の横に希少種の水生・水辺の植物を集めたビオトープがあります。
ここで教えてもらった珍しい姿をまず見てください。

チョウジタデ 気根   07.8.24   PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/180,F6.7
■ チョウジタデ   07.8.25_e0070891_20411749.jpg
        すでに10日ほど前に、この姿を見ていました。白い糸のようなものが水中で伸びています。
        チョウジタデは、水田や湿地に生える1年草。ふつうは畦と田んぼの水際に生えています。
        このように水中に根があると、根からの酸素吸収ができなくなります。
        そのために海綿状の気根を空中にまで発達させて、酸素を取り入れるしくみをもっています。


チョウジタデ 花   〃   〃   1/180,F6.7
■ チョウジタデ   07.8.25_e0070891_2048419.jpg
        名前の由来は、この写真ではわかりませんが花柄のように見える長い子房の先に、花が咲く様子がチョウジに似ているから、だそうです。
        8~10月、葉のつけ根に直径6~8mmの黄色の花が咲きます。
        ふつうは花弁は4枚ですが、たまにこの写真のように5枚の花弁をつけることもある、そうです。


チョウジタデ 実(?)   06.10.18

■ チョウジタデ   07.8.25_e0070891_2054452.jpg長い子房の先が丸くなっていますね。これが実でしょうか。
by higirinikki | 2007-08-25 20:59 | 舞岡公園の草木
<< ■ ビオトープの水生植物 ■ エノキグサ   07.8.24 >>