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■ イチョウウキゴケ   10.9.7

今日も暑い日でしたが、風は爽やかな感じでした。今日は当然「休養日」です。

8月初め、「イチョウウキゴケが見つかった」という情報を得ました。場所を聞き漏らしたので、自力で捜し出しました。


イチョウウキゴケ   10.8.6   PENTAX K20D 100mm/macro ISO400 1/400,F8
■ イチョウウキゴケ   10.9.7_e0070891_19325857.jpg
■ イチョウウキゴケ   10.9.7_e0070891_19331925.jpg


浮遊性のコケ植物の1種。
ウキクサなどに混ざって池や水田の水面に浮遊して生育するが、泥土の上でも陸生形をとって生育できる。葉状体はイチョウのような形をとり、表面には浅い溝がある。葉状体の長さは10mm、幅は5mmほどである。葉状体の内部には気室があり、水面に浮遊できるようになっている。
葉状体の裏面には紫色の腹鱗片がリボン状に伸びる。陸生形ではこの腹鱗片はあまり発達せず、仮根が伸びる。雌雄同株で、生殖器は葉状体の中に埋まっている。
日本では、水質汚濁や農薬の使用によって個体数が減少している。そのため一時は環境省のレッドデータブックで絶滅危惧I類に指定されたが、2007年度版のレッドリストでは準絶滅危惧とされた。(Wikipediaより)


        ようするに、イチョウの葉に似たコケ植物の1種で、ウキクサのような水に浮くが、
        水が干上がると根を伸ばして土に定着する。
        田んぼなどの静水域で成育するが、農薬などで絶滅の恐れがあるほど減っている、ということのようです。


■ イチョウウキゴケ   10.9.7_e0070891_1938563.jpg
        古民家横に置いてある水鉢の中にも成育していました。


        稲刈り前の干上がった田んぼで、根づいている状態を確認してみたいと思います。
by higirinikki | 2010-09-07 19:44 | 舞岡公園の草木
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