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■ フユシャク♀の仲間   12.1.15   (チャバネフユエダシャク)

いちだんと冷え込んだ朝、園内の池はみんな全面結氷していました。
午前中に出た散策、タシギ、ヤマシギ、クイナ、アカハラ、シロハラなどのいつもの冬のおなじみの鳥たちが、一斉に姿を見せています。カメラマンもファインダーを覗きこんだり、談笑したり、賑やかです。

今日の散策で初めて、フユシャクの♀を2種見つけることができました。


チャバネフユエダシャク ♀   12.1.15   PENTAX K20D 28-200mm ISO400 1/100,F11
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        最近お名前がよくでてくるKoさんのブログ「里山の生き物たち」で紹介されていたので、自力で探してみました。
        いました。 鳥の糞に擬態した斑紋をっています。黒い柵板の上でとても目立っていました。
        正面顔は「イモト」?


不明種   〃   〃(trimming)   1/100,F11
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        似たような環境で見つけました。すこし翅が伸びているように見えます。
        とても同定は不能です。



フユシャク  
■特徴
 ①年1化で、冬季(晩秋~早春)に成虫が発生し、生殖行動を行い、産卵する。
  冬に成虫になるという戦略に至った理由は、冬は天敵が少ない為と推定できる。
 ②雌は翅が欠けるか縮小していて飛べない。
  雄は普通の蛾として翅を持ち飛ぶことができるが、雌は翅を欠くか縮小していて飛ぶことはできない。
  フユシャクの雌は冬の寒さに対して、体温を奪う翅を縮めるという進化を経てきたのではないかと推定される。
  ※ 雌雄で形状が異なることを「性的二型(せいてきにけい)」という。
  フユシャクの雌は蛹の段階で一度は長翅が構成されるにもかかわらず、その後翅が縮まるという。
  この現象はフユシャクだけでなく、ドクガ科の一部(アカモンドクガ雌やヒメシロモンドクガ秋型雌)にもみられる。
  (ミノムシの親であるミノガも性的二型で、雌には翅が無いが、ミノガの雌の場合は蛹の段階から翅が無い。)
 ③口吻が欠けるか縮小していて食餌を摂らない場合が多い。
  フユシャクの成虫の環境は氷点下になる場合も多く、凍結の原因となる食餌を摂らないと推定される。
  ヤママユやカイコの仲間も口を欠く。必然的にこれらの種の成虫は比較的短命で生殖・産卵に費やされる。

      (  相模国の自然スケッチ<フユシャク図鑑>から引用させていただきました。 )
by higirinikki | 2012-01-15 19:42 | ・フユシャク | Comments(0)
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