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 05.12.28  十両 (ヤブコウジ 薮柑子)

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撮影データ 05.11.16 PENTAXistDs 100mm/macro 1/8,F8

万両、千両(クササンゴ)、百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)、一両(アリドオシ)。それぞれの姿を知っていますか?恥ずかしながら、十両と一両は知りませんでした。
写真は1ヶ月以上前に撮影したものですが、舞岡公園・小谷戸の里のトイレ横の花壇で万両の下で赤い実をつけている姿です。茎も伸ばさず、「ずいぶん遠慮しているんだな」と思いながら万両の幼樹と勝手に決め付けていました。
ある時、Blogの先輩女史に「これはヤブコウジ。知っているでしょ?」と問われて、答えに窮してしまいました。

ヤプコウジは、シイやカシの茂る照葉樹林の下で生きる植物のため、地面に水平に這わせた茎をきわめてゆっくりと成長させながら、さし込む光が少しでも多い場所を探していて、葉の寿命も相当長く少なくとも数年間は同じ葉をつけ続けます。一方、ようやく実らせた果実は、鳥などの種子散布者が見つけてくれるまで、できるだけ長くつけています。

ヤプコウジが「お目出度い」といわれるのは、このようにいつまでも同じ葉と同じ実をつけ続けるその姿が、私たちに「永遠の生命」を感じさせてくれるから、というこです。
by higirinikki | 2005-12-28 16:58 | 舞岡公園の草木 | Comments(3)
Commented by 『ちゃわんむし』 at 2005-12-28 21:24 x
思わずYahooで「一両 十両 百両 千両 万両」で検索してしまいました。随分と洒落た名前を付けるものですね。お正月に向けて縁起物ですね。
Commented by at 2005-12-28 23:05 x
昨年末、舞岡の桜並木の辺りで赤い実をつけた十両を見ました。自生ですかしら? 百両も舞岡に自生してますね。
鎌倉の山では、一両、十両、百両、万両が見られます。十両がいちばん多いかな・・。
瓜久保のシデですが、冬芽が割と立ってる(枝から離れてる)ので、最初に見たのが冬芽の時期だったこともありアカシデと思ってしまいました。
やはりいろんな時期に見て総合判断しないといけないですね。
Commented by ひろし at 2005-12-28 23:13 x
ネタ切れに近く古い写真を引っ張り出したのですが、そういえば縁起物でしたね。

つぎは一両を見つけてみたいものです。
樹木はおっしゃる通り全シーズン追いかけるべきでしょうね。少しずつ目が慣れてきましたので、来年こそは舞岡公園の樹木分布図なるものに取り組んでみたいと思います。
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