いつもの年だと、もっと大きく猛々しく見えるほど成長しているのですが、今年はなぜかあまり大きい株がみられません。

撮影データ 06.7.11 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/125,F8
水車小屋脇、23番田んぼに降りる園路脇に毎年タケニグサが大きく成長した姿を楽しませてくれます。
タケニグサは、日当たりのよい荒れ地や道ばたなどに多い大形の多年草。全体に粉をかぶったように青白く、高さ1~2mになり、茎は中空で切ると有毒の黄色い乳液を出す。

7~8月、茎の上部に白い小さな花を多数つけますが、花に花弁はなく、ガク片2個も開花してすぐに落ち、糸状の雄しべが目立つ独特の花姿になります。

下の方では、花をおえて瓜の種のような実がぶら下がっています。2年前の「自然観察会」で、講師がこの姿を子供達に見せて「揺すると竹の葉のような音がするよ」と教えていました。
タケニグサの名前の由来は、竹と一緒に煮て竹を柔かくした「竹煮草」とも、中空の茎を竹に見立てて「竹似草」とも、いうなど諸説あるようです。