人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イボクサなど  06.9.26

舞岡公園の稲田では、黄色味が増した稲穂が重そうに垂れています。私たちの世話する13A田んぼの稲刈りも来月1日の予定ですが、例年より若干不作のようです。

谷戸田の山側の細い流れのふち、畦や田んぼの中の草を丹念に探ってみました。
自分なりに見つけた新種も含めて紹介しましょう。

       イボクサ
イボクサなど  06.9.26_e0070891_20293567.jpg
       撮影データ 06.9.24 PENTAXistDs 100mm/macro(trimming)
       ISO200 1/125,F5.6

ぼんやりと下を向いて歩いていると、目に飛び込んできました。「あった、あった」 とばかりに、しゃがみこんで撮影していると、散歩中の人が「なんですか?」と聞いてきます。「イボクサですよ」と答えると、「え?」と聞き返されます。
葉に汁をつけるとイボがとれる、のでこの名があるという。そういえば「イボコロリ」という薬(?)もありましたね。


チョウジタデ
イボクサなど  06.9.26_e0070891_204243.jpg
同上  06.9.22 1/45,F5.6

「どこかで見たことがあるな」と思いながら撮ってきて、図鑑で確かめました。
花柄のように見える長い子房の先に花が咲く様子がチョウジに似ていて、葉や全体の幹事がタデの仲間に似ているのでこの名がある、という。


キカシクサ
イボクサなど  06.9.26_e0070891_2048013.jpg
同上  06.9.21 1/60,F5.6

「初めて見る花かな?」と思いながら撮ってきて、私のHP自作「植物図鑑」にあたったら、2年前に事務所で栽培されているのを紹介していました。
名前の由来は不明。2mmほどの小さい淡紅色の花が見えますか?


アゼナ
イボクサなど  06.9.26_e0070891_2059092.jpg
同上  1/500,F5.6

これも「初めてかな?」と思った花。「図鑑」に、キカシクサと同じように紹介していました。
4個ある雄しべには、みな葯がある、というが花が萎んでいるので識別はできませんね。
by higirinikki | 2006-09-26 21:08 | 舞岡公園の草木
<< 水辺の草 タデ科の草花  06... 根岸森林公園の初秋  06.9.25 >>