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アズマネザサの花  07.4.7

「ばらのまるの丘」の西側斜面の林床を覆っていた、アズマネザサの一部が刈り払われて、雑木林が明るくなりました。
園路際に刈り残された株をよく見ると、イネの花のような小さな白い花が風に揺れていました。

アズマネザサの花  07.4.1 PENTAXistDs 28-200mm ISO200 1/20,F5.6
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アズマネザサは、東日本に多く、地下にある根茎(こんけい)をのばして殖(ふ)える常緑のササで、3~6mになります。葉は細長く、枝先(えださき)に5~10枚つけます。花は、イネに似ていて花びらはなく、おしべ3本、めしべは1本で先が3つにわかれています。

里山を利用する生活が行なわれなくなり、いつもきれいになっていた雑木林の林床は、落ち葉かきや下草刈(か)りが行われなくなると、生命力の強いアズマネザサが勢力(せいりょく)をのばし、林床をおおうようになりました。そうなると、その林床を彩っていた美しい草花は消えましたし、カブトムシなどを観察に入ることもできなくなりました。(「よこはまこども植物園だより 94号」 を参考に作成しました)

アズマネザサが刈り払われた斜面で、早速、珍しいモノを見つけました。

アミガサタケ  4.6 100mm/macro 1/250,F3.5
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サクラの木の根元で見つけました。フランス料理の食材となるそうです。

アマナの実  〃  1/250,F3.5
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4年前に、この園路際で花を目撃して以来、姿を消していたアマナですが、復活したと聞いていました。花がおわって実になっていました。来年以降も見られるとよいのですが。
by higirinikki | 2007-04-07 22:15 | 舞岡公園の草木 | Comments(10)
Commented by virgo at 2007-04-07 23:21 x
小さな、小さな花だったものが茎が伸び花も大きくなって、そこら中を覆っています。
そうなると、根を張り引き抜くのも厄介になり「雑草」と言われるわけです。
小さな花は精一杯咲いているのが愛おしいです。
舞岡公園も次々に様々な花が咲いているようですね。
また、行ってみたいと思います。
街路樹のイチョウの木が芽吹いているのを見て、花があるかと見たのですが、いきなり葉がでているものばかりでした。
Commented by ひろし at 2007-04-07 23:53 x
virgoさん  人間の都合で「雑草」と「お花」に分けられる植物の身にもなって、とはいうものの、ね~。舞岡公園にも、いろいろの草花がありmすよ。
イチョウの花を見つけるのは難しいですね。
Commented by ゆき at 2007-04-08 10:59 x
マクロレンズを使うようになってひろしさんの草花にピントがピタッと合って
いるのがすごいな~と思ってみています
アマナの実って子供の頃おままごとで遊んでいたような記憶があるのですが別の花だったかも知れません 
Commented by ひろし at 2007-04-08 18:48 x
ゆきさん  測距点を一点だけに設定していますが、センター・日の丸写真になってしまうのが欠点です。フォーカス・ロックしてセンターを外すのですが、この時ピントがずれてしまうこともあります。
アマナの実で遊んだのですか?男の子の世界には、なさそうですね。
Commented by mayaha at 2007-04-09 08:04
アマナの実、面白い形をしていますね~近くに自生地がないのでなかなか会えません、覚えておきます。
Commented by ひろし at 2007-04-09 17:49 x
mayahaさん  教えてもらった時は「エッ?」と思ったほど、おもしろい形をしていますね。無事に自生地が増えてくれればよいのですが。
Commented by nekocchi at 2007-04-09 20:46 x
アミガサタケが面白い形ですね。
アミガサとはよく言ったもの^^
Commented by ひろし at 2007-04-09 22:49 x
nekocchi さん  このキノコが、アミガサを採用した動機・狙いは何だったのでしょうね。格好良いですよね。
Commented by 笹の観察人 at 2008-05-22 19:26 x
 公園などに熊笹ばかり植えるのはどうかと思う。シブヤザサとかゴテンバザサとか植えてみたほうがいいような気がする。水元公園に牧野富太郎が命名したイヌシヲバラザサがあったのだがうっかり消滅していた。
 里山のどこがいいのか今一つわからない。今、里山と言っている状態は、明治の中間あたりの状態かなあ。江戸時代は人口の増加や下草を肥料として酷使していたので、山や丘陵は殆ど禿山に近かった。明治の初めに軍事目的で地図の作成をしていて、そこには森林は殆どなく草原と低木がまばらにある状態が多かったようだ。全国的にそんな状態で大雨で土石流の被害がずいぶん出ていた事が江戸時代の末期の文献にある。
 明治に入って、石炭の利用や小魚を肥料として使うようになり森林の利用が緩やかになる。その事により森林が回復した。ある程度回復した状態が、今で言う里山だと思う。あまり回復しなかったところが松林なのかな。人の思惑に翻弄される植物を見るとどうも、箱庭だけで我慢できないものだろうか。アズマネザサは嫌われているのだけど、実はウグイスの住処と餌場になっている。あと蝶のセセリなんかは幼虫が食べてますね。
Commented by ひろし at 2008-05-22 20:04 x
笹の観察人さん  ようこそ。
たしかにクマザサは公園でよく見ます。当地では、オカメザサも植栽されています。
里山には、そんな歴史があったのですね。
いちがいにネザサを悪者視するのも考え物ですね。
ありがとうございました。
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