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スイバ  07.5.10

今、園内でよく目にするのがスイバです。花の季節だからなのですが、花をよく見たことがありませんでした。
マクロレンズの特性を生かして、大きくして見ました。


スイバの群生   07.5.8  PENTAXistDs 100mm/macro ISO3200 1/1500,F8
スイバ  07.5.10_e0070891_20312555.jpg
        「谷戸見の丘」の草原の周辺で群生しています。
        年間を通して、ロゼットで生育するので、刈り取りが行われる場所でのみ生育ができる、のだそうです。
        だから、そういう環境である、あぜ道や路傍、堤防の法面などに生育しているのですね。
        この草原も、撮影して翌日の9日に草刈りをされていました。

        植物体はシュウ酸を含んでいるので、かむと酸っぱい味がしてこの酸っぱさが和名となっています。


雌花   〃  5.8  ISO400 1/350,F8
スイバ  07.5.10_e0070891_20421397.jpg
        スイバは雌雄異株です。花序の色は朱紅色から緑色で色には幅があるが、多くは朱紅色で目立ちます。
        これは真紅の雌花です。多数に分かれた柱頭が紅色を帯びています。
スイバ  07.5.10_e0070891_20511024.jpg
        開花がすすんだ花では、薄い煎餅が重なっているように下がっていました。   5.7    ISO200 1/180,F8


雄花   〃  5.7  ISO200 1/250,F8
スイバ  07.5.10_e0070891_20562596.jpg
        雄花には緑色のものから紅色のものまでがあります。多くの雄蘂と6枚の花弁状のものが見えます。
        開花がすすむと、花弁などは落ちて姿を消すようです。
by higirinikki | 2007-05-10 21:07 | 舞岡公園の草木
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