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カラスムギ  06.4.30

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撮影データ 06.4.28 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/30,F8

舞岡公園・狐久保の入口で、この季節になるとカラスムギの長い禾(のぎ)をつけた穂が目立ちます。なにげなく覗き込んだら黄色い小さな花が揺れていました。毎年、まもなくここは雑草刈りがされるので、最後の稔りの姿は見たことがありません。

カラスムギは、ヨーロッパから西アジアなどの地域を原産とする一年生草本で、古代にムギなどの畑作とともに伝来したとされる史前帰化植物だそうです。薬剤による防除が非常に困難で麦単作ほ場において多発すると収穫物に種子が混入したり、著しく減収するなどの悪影響を及ぼすそうです。

写真は、ふだんは閉じている禾つきの包頴(ほうえい)が受粉の時期になって、2つに裂けて3つの小花をのぞかせているところ、だそうです。

e0070891_18402771.jpg園路から狐久保の敷石道方向を見た所、右側に毎年群生します。

by higirinikki | 2006-04-30 18:47 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

キアゲハ  06.4.29

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撮影データ 06.4.28 PENTAXistDs 100mm/macro(trimming) ISO200 1/180,F8

舞岡公園・狐久保の畑の隅には老桑の木がある。その木に甲虫を探っている時、視野の片隅を黄色いチョウがかすめた。今年初見のキアゲハだった。慌てて視線を追いかけると足元のタンポポに吸蜜行動でとまってくれた。そっと近づいて尾の方から撮影できた。
キアゲハには越冬蛹が羽化した春型とその年に産卵・羽化した夏型があって、夏型の方が大型なのだそうだ。

e0070891_1847252.jpgこの写真は去年の6/15撮影、夏型だろうか。
また、♂と♀で翅の模様が違うようだが詳しくはわからない。

e0070891_18454413.jpgいわゆる揚羽蝶と呼ばれるナミアゲハとは前翅のつけ根の模様の違いで見わけられる。(05.4.14撮影)

by higirinikki | 2006-04-29 18:52 | 舞岡公園の虫 | Comments(4)

コウゾ → ヒメコウゾ  06.4.28

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撮影データ 06.4.28 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/180,F5.6

舞岡公園の園路脇にはコウゾの木が案外に多く、今頃は紫の花が、6月頃には赤い実が目を楽しませてくれます。と言っても、小さい花や実ですから「一度その姿を覚えれば」という条件つきですが。
コウゾは雌雄同株、新しい枝の基部についている紫の花が雄花で白い葯が目につきます。葉のつけ根について赤い糸状の花柱がもやもやとあるのが雌花です。(撮影時期が早すぎ。もう少し成長してからの方が分りやすかったかも。)

e0070891_1801418.jpg果実は6月に赤く熟して食べられます。(05.6.17撮影)

3年前に観察を始めたときは、コウゾ、ミツマタが和紙の原料だという知識はあっても、木や花を見たことはありませんでした。コウゾの花の写真を初めて撮ったときでも、「これがコウゾだ」とは知りませんでした。6月になって桑の実のシーズンは終わったはずなのに、「赤い実がやけに目につくな」と思っていて、図鑑を繰ってやっと区別がつくようになった次第です。

  (追記)
「一人静」さんのご指摘をいただき、本種は コウゾ → ヒメコウウゾ に修正いたします。
本文は訂正前のものですので、コウゾとあるのをヒメコウゾと読み替えてください。
なお、本来のコウゾは雌雄異株です。
by higirinikki | 2006-04-28 18:05 | 舞岡公園の草木 | Comments(4)

サルトリイバラ (2)  06.4.27

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撮影データ 06.4.25 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/90,F8

見つけました、サルトリイバラの雌株を。
ウワミズザクラの花の撮影に舞岡川沿いの道を歩いている時、見慣れぬ実をつけた蔓が下がっているのが目に飛び込んできました。花もあって、ようやくサルトリイバラの雌花だと気づきました。子房の先にメシベがちょこっとついているのですね。4/8に紹介したサルトリイバラは雄花でした。

e0070891_1917078.jpgこちらが実です。秋、赤くなるまで無事でいられるでしょうか。

by higirinikki | 2006-04-27 19:23 | 舞岡公園の草木 | Comments(8)

コゲラ  06.4.26

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撮影データ 06.4.25 PENTAXistDs 100mm/macro(trimming) ISO200 1/125,F5.6

舞岡公園・谷戸田の中心部、16番田んぼの畦際にオオシマザクラがこのあいだまで白い花を咲かせていました。この木立の枯れ株に、こともあろうにコゲラの夫婦が巣穴を堀り始めていました。高さ1mもない所です。ヘビに見つかったら侵入されてしまう高さです。

舞岡公園ではアオジが人のすぐ足元で餌をついばんだり、ウグイスが目の前5mほどの木立ちの先で全身をさらして縄張り主張の「ホーホケキョ」を繰り返したり、アオサギが身近な田んぼで採餌行動をとったり、人が危害を加えることなくむしろ人の身近にいることでカラスなどの攻撃から避けられる、ということをこれらの生き物達は学習しているのではないかと思われます。

コゲラの巣穴堀りも、こうした学習から出たものと考えることもあながちありえないことでもない、と思うのですがいかがでしょうか?
事務局は早速、周辺への立入り制限の看板を出したと聞きましたが、さてこの夫婦のその後はどうなることでしょう。

e0070891_17584056.jpg25日の時点では、この深さまで堀進んでいました。
(追記)
「ちゃわんむし」さんの 「あんなにコツコツつついて脳味噌がずれないか」 という疑問に対して、以前TVで解説されていた 「答え」 を思い出しました。

キツツキ類の頭がい骨は、部厚くしかもスポンジのように隙間がたくさんあいていて、このスポンジが脳を覆っているおかげでクッション代わりになって、木を強く突っついても大丈夫なようにできている、ということ。
また、キツツキの舌は長くて、舌の付け根が後頭部にあり、グルリと脳を囲って口から出る仕組みになっていて、ここでも舌がクッション役になって脳を保護しているのだ、ということを。
by higirinikki | 2006-04-26 18:05 | 舞岡公園の鳥 | Comments(2)

ウワミズザクラ(上溝桜)  06.4.25

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撮影データ 06.4.24 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/500,F5.6

23日にあった舞岡公園「自然観察会」で教えられました。
講師は「『昔は、亀甲で占うとき、この木の上面に溝をほって使用したことから「上溝」桜と呼ばれている。これを天皇の即位に用い大変珍重した』、と言われているが、なんだかよくわからない説明ですな」 と説明してくれました。

次の日、午前中の光線のよい時に撮影したのですが、うっかりデータを消してしまいガックリ。次にいつ撮影に出かけられるかわからないので、急遽夕方に再撮影しましたが、夕方の光線で白さが落ちています。

e0070891_1911417.jpgアップして見ると小さい桜の花が集まっていることがわかります。

by higirinikki | 2006-04-25 19:03 | 舞岡公園の草木 | Comments(8)

ツマキチョウ  06.4.24

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撮影データ 06.4.24 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/180,F5.6

舞岡公園・なかまるの丘に続く尾根道をスーと飛んでムラサキケマンにとまったシロチョウ。すぐにツマキチョウ♂とわかった。
春になっても、寒い日や強風の日には見られず、たまに見つけてもレンズの届かない所を横切るだけ。手の震えを抑えての手持ち撮影、今年初めて撮影に成功した写真です。

ツマキチョウは年1回、春にだけ現れる白っぽいチョウ。モンシロチョウよりもやや小さい。オスは前翅の先端がオレンジ色なので、よく見れば飛んでいてもこのチョウだとわかる。後翅の裏は編目模様になっていて、枯草の中にとまると紛れて見つけにくい。
by higirinikki | 2006-04-24 19:07 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

クリ(栗)の虫こぶ  06.4.23

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撮影データ 06.4.18 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/350,F8

舞岡公園の木々が一斉に芽吹きを開始して枝先にはかわいい葉が日々大きくひろがりつつあります。3年前に自然観察を始めてから、写真のような枝先を毎年見てきました。「何の木かわからないが花の蕾なのかな?」と疑問に思いながら、誰に質問することなく過ぎてきました。

今年「クリにはクリタマバチという『害虫』がいる」ということを聞いた覚えがあることを思い出して、ネットで調べてみました。わかりました。
「九州大学総合研究博物館」というサイトに解説記事がありました。それによると、

「クリタマバチは、クリの新芽に虫こぶを作る、クリの大害虫です。虫こぶになった新芽はそれ以上伸長せず、花も咲きません。その結果、クリタマバチに加害されると、クリの収量は激減します。
クリタマバチは、わが国へは1940年以前に、中国から持ち込んだクリの苗木または穂木に付いて、岡山県に初めて侵入したとされています。その後1960年代には、北海道にまで分布を広げました。
  (中略)
そこで、もともと中国でのクリタマバチの天敵チュウゴクオナガコバチを1979年と1981年に中国から輸入して、茨城県や熊本県を手始めに、日本全国のクリ栽培地域で放飼され定着させました。現在では、クリタマバチはチュウゴクオナガコバチにより低密度に保たれており、チュウゴクオナガコバチを用いたクリタマバチの生物的防除は大成功をおさめました。」
ということです。

今年も、園内の栗林で所々にこの虫こぶを見つけました。クリタマバチとチュウゴクオナガコバチの攻防は当公園でも繰り広げられているのでしょうか?
by higirinikki | 2006-04-23 21:13 | 舞岡公園の草木 | Comments(2)

ヤエムグラ(八重葎)  06.4.22

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撮影データ 06.4.18 PENTAXistDs 100mm/macro(trimming) ISO200

舞岡公園の園路脇のどこでもヤエムグラが茎をのばしている。穂先に白いごく小さな花が見えたので撮ってみました。

ヤエムグラと聞けばすぐに、百人一首の恵慶法師 「八重葎(やえむぐら)しげれる宿の淋しさに人こそ見えね秋は来にけり」が思い浮かびます。

ヤエムグラは越年草で秋に芽ぶき春開花結実枯死し、夏は種子で休眠します。秋には枯れているので、”八重葎”はクワ科のカナムグラを指すと思われます。
この歌のように、ヤエムグラ・ムグラは和歌に多用されていますが、歌人の多くは実際の植物を知って歌を作っているわけではなかったようです。ヤエムグラなどの他のものを覆う植物がはびこっている様子は荒れて手が付けられていない状態を指し、落ちぶれ貴族のさまをたとえたもののようです。

現代の語法に従えば「ペンペン草も生えない」といったところでしょう。

e0070891_19564586.jpgヤエムグラは、人家近くのやぶや荒れ地に多い1~2年草で、茎や葉には下向きの刺があり、この刺でほかの植物などにひっかかって生い茂ります。

by higirinikki | 2006-04-22 20:03 | 舞岡公園の草木 | Comments(4)

横浜公園  06.4.21

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撮影データ 06.4.21 FinePixS9000 28-300mm ISO200 1/250,f5.6

きのう、NHKが「日本大通のイチョウの若葉がきれい」と報じていたのに誘われて、横浜駅付近での買い物帰りに寄ってきました。妻は「イチョウの葉って、こんなに小さいんだ」と感心していました。(横浜公園から大桟橋方向を望む)
横浜公園では、今日から3日間「よこはま花と緑のスプリングフェア」が行なわれています。舞岡公園の農芸品作りスタッフの「小谷戸屋」も23日に出店して、竹トンボや竹炭などの作品を展示即売する予定です。天気予報はあまり良くないですが、お近くの方は行ってみてはいかが。

e0070891_1832977.jpg周囲に植栽されている満開のチューリップがきれいでした。

by higirinikki | 2006-04-21 18:12 | おでかけ | Comments(6)