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スズメウリ  06.8.31

舞岡公園の湿地周辺で、スズメウリの小さな白い花が目につくようになりました。
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撮影データ 06.8.29 PENTAXistDs 100mm/macro(trimming) ISO800 1/90,F5.6(画質調整)

名前の由来については、果実がカラスウリより小さいのをスズメにたとえたとか、果実をスズメの卵に見立てたとか、いわれるという。花期は8~9月、雌雄同株。果実は直径1~2cm、卵形または球形で、はじめは緑色、熟すと灰色になる。

「星野富弘」詩碑の前の園路際で。  03.11.16
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この日は「自然観察会」で、スズメウリの実を初めて見た。特別に許されることとして、実をつぶして中の種子を見せてくれた。
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by higirinikki | 2006-08-31 22:17 | 舞岡公園の草木 | Comments(8)

フジカンゾウとヌスビトハギ  06.8.30

マメ科ヌスビトハギ属のフジカンゾウとヌスビトハギが花盛りの時期にある。
よく似たマメ科特有の花と果実をつけるが、フジカンゾウの方が花も果実も大きい。

フジカンゾウ
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撮影データ 06.8.29 PRNTAXistDs 100mm/macro ISO800 1/180,F5.6

舞岡公園・小谷戸の里、古民家の前庭で長い茎を伸ばして薄桃色の花をつけていました。風に揺れてピントが定まりません。
「花をフジに、葉をカンゾウになぞらえた名前」だそうですが、カンゾウとは?

去年、古民家裏庭に出現した花いっぱいの株です。  05.8.24撮影
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果実です。  05.9.9撮影
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ヌスビトハギ
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撮影データ 06.8.18 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/30,F8

谷戸田・3,4番田んぼの流れの縁で花が咲き始めていました。

盗人の忍び足のような果実がつくので、この名前がついたという。果実は中央の節のところで大きくくびれ、熟すと2つにちぎれる。果実の表面に密生したカギ状の毛で動物などについて運ばれる。  04.8.30撮影
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小谷戸の里・三角山の園路側で。手前はキンミズヒキの花。  06.8.23撮影
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by higirinikki | 2006-08-30 21:08 | 舞岡公園の草木 | Comments(8)

オモダカとヘラオモダカ  06.8.29

水田雑草の仲間で、手入れの行き届いた田んぼでは見られないが、雑草を抜かずにすこし手を抜いた田んぼかな?と思うような田んぼでは、オモダカが花を咲かせている。
よく見ると清楚な花に見えるので、目の敵にしない心やさしいメンバーのいる田んぼなのかもしれません。

オモダカ  06.8.25撮影
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撮影データ PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/180,F5.6

水田や浅い沼、湿地などに生える多年草。地中に走出枝をのばし、先端に球茎をつくる。クワイはオモダカの変種で、球茎を食用にするが、オモダカの球茎は小さすぎて役に立たない。
8~10月、直径2cmほどの花が咲く。花弁は3個。
14番田んぼには心やさしいメンバーが多いようで、何本かのオモダカが花をつけていました。


ヘラオモダカ  06.8.29撮影
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葉がヘラのような形をしている(写真には入っていなかった)。花期は7~10月。花茎には3個ずつ枝が輪生し、枝にはさらに3個ずつ枝が輪生する。これを何度かくりかえして、枝の先に白い小さな花を開く。花は直径1cm、花弁は3個。

22番田んぼの園路側の流れの縁で白い花を見つけた。自生する姿を見たのは初めてです。
by higirinikki | 2006-08-29 21:57 | 舞岡公園の草木 | Comments(6)

オミナエシとオトコエシ  06.8.28

今日は気温が少し低めで涼しい風が吹いていました。
舞岡公園・小谷戸の里、古民家の横の花壇で、秋の七草のひとつオミナエシの黄色い花が咲き始めました。よく似た名前のオトコエシは、古民家の裏庭でだいぶ前から咲いていて、満開の時期がずれています。オミナエシの花はまだ小さいのですが、無理にも同時紹介することにしました。

オミナエシ
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撮影データ 06.8.23 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/90,F5.6

全体のやさしい姿からオミナエシ(女郎花)と名づけられたそうな。花期は8~10月。茎の上部で枝分かれし、枝先に黄色い小さな花が多数つく。
花は直径3~4mmで、5つにきれこんでいる。  04.9.12撮影
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オトコエシ  06.8.18撮影
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オミナエシに比べ、茎は太く葉も大きい。花も白くて華やかさに欠けることなどから、男を冠したもの、だそうな。


長久保の野草園で競艶  05.9.13
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by higirinikki | 2006-08-28 21:41 | 舞岡公園の草木 | Comments(2)

フヨウ(芙蓉)とムクゲ(木槿)  06.8.27

舞岡公園・小谷戸の里、門脇の足洗い場に降りる階段傍に、「今年は開花が遅いな」と思っていたフヨウの株があります。
今日は私たちが世話している谷戸田13番A田んぼのヒエ抜きと草刈の日でした。作業を終えて足洗い場に下りようとして、フヨウの花がいくつか開花しているのに気づきました。
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撮影データ 06.8.27 FinePix F401 35-105mm ISO200 1/160,F7

落葉低木1~3m。7~10月、直径10~15cmの大きな淡紅色の花が咲く。花は一日花で、朝開いて、夕方にはしぼむ。花弁は5個、雄しべは筒状になっていて、その中から雌しべがつきでる。
果実は熟すと5つに割れる。  05.11.24撮影
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小谷戸の里・古民家入口の垣にはムクゲの株があって、8月初めから花を咲かせています。
フヨウの花とそっくりだな、と思って調べたら同じアオイ科フヨウ属に属していました。道理で。  06.8.18撮影
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中国原産の落葉低木。韓国では無窮花(ムグンファ)と呼び、国花となっているそうです。花の色は紅紫色、赤、紫、白などがあり、半八重や八重咲きの品種もあります。

「中の上屋休憩所」脇の株は紅紫色の八重花です。  06.8.10撮影
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by higirinikki | 2006-08-27 20:49 | 舞岡公園の草木 | Comments(2)

ナンバンギセル  06.8.26

舞岡公園・小谷戸の里、古民家の横手に「ナンバンギセルが咲き始めました」という表示が出ています。水屋の裏手のミョウガが群生している中に、まさにキセル(煙管)を思わせる形で茎の先に赤紫色の花がついています。
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撮影データ 06.8.23 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/15,F5.6

ミョウガの葉を掻き分けないと見えないくらいの高さですから、被写体として格好のよい花のまわりのミョウガは横に捩れていたりします。私は掻き分けもせず、あるがままを撮影しました。

去年は大発生していました。  05.8.30撮影
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花の形がキセルに似ているのでこの名がついた。ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根によく寄生する葉緑素をもたない寄生植物。茎はほとんど地上に出ない。花期は7~9月。高さ15~20cmの花柄をのばし、先端に淡褐色の花を横向きにつける。花は筒状で長さ3~4cm。

この説明にあるようにススキにも寄生するので、園内では古民家のほかでも見られます。ただし、場所を書くと持って行ってしまう人がいる、かもしれないので情けないことですが場所は明らかにはしません。全体の姿は、この写真でわかりますね。

某場所にて  06.8.25撮影 
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by higirinikki | 2006-08-26 20:45 | 舞岡公園の草木 | Comments(10)

ネットにかかる虫・鳥  06.8.25

舞岡公園・谷戸田のイネの穂が重みで垂れてくるとともに、稲乳を吸うスズメの群れが目につくようになってきた。ほとんどの田んぼにはスズメ除けのネットが張られているが、学習するスズメたちはネットが垂れて低くなった場所に群れとなって集まり、その重みで稲穂の上までネットが下がり稲を存分に啄むことができるようになる。住宅地に囲まれたこの舞岡谷戸の小さな田んぼは、ネットを張らなければスズメの大群に襲われて稲の収穫はほとんど見込めなくなるのだという。

前説が長くなりました。今日の散策では、このネットに絡まって命を落とす生き物もいることを知りました。発見順に紹介します。

シンジュサン
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撮影データ 06.8.25 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/180,F8

これほど大型のガが入り込むことはできないはずで、芋虫の時にネットの内側に入り、サナギになり羽化したのでしょう。


オニヤンマ
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獲物を追ってネットを潜ってしまったのでしょう。入った時と同じように、大きな翅ははずみで外に出ることもあるのでしょう。


カブトムシ
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飛んできて肢がネットに絡んでしまったのでしょうか。


カマキリ
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こちらはネットに絡む虫を狙って待っているようでした。


ゴイサギ幼鳥(ホシゴイ)
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夜行鳥ですが昼間ネットを潜って田んぼのドジョウなどを餌にしているようです。人が近づくと慌てて飛び上がってネットに脚を絡めてしまったようです。スタッフが来て、助け出してくれました。よかったね。
by higirinikki | 2006-08-25 21:27 | 舞岡公園・その他の生き物 | Comments(8)

タマアジサイ  06.8.24

舞岡公園・小谷戸の里、古民家裏の池の縁にあるタマアジサイの花が咲き始めました。
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撮影データ 06.8.23 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/45,F5.6

山地の渓谷や沢沿いなどの湿った所に生える、高さ1~1.5mほどの落葉低木。8~9月、枝先に淡紫色の小さな両性花を多数つけ、そのまわりに直径2~3cmの装飾花をつける。装飾花には花弁状に変化した白いガク片が3~5個ある。花序の蕾が玉状なのでタマアジサイの名がついた。

隣りの株には開きかかった花がありました。
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上の花の8日前の蕾の状態です。
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逆の順に微速度撮影をして見たらおもしろいかもしれませんね。
by higirinikki | 2006-08-24 22:07 | 舞岡公園の草木 | Comments(4)

アマチャヅル  06.8.23

2年前に緑色の実をつけた姿を撮影して以来、去年・今年とみつからなかった草です。
今日あらためてジックリと探してようやく見つけました。
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撮影データ 06.8.23 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/45,F8

葉をかむと、かすかに甘みがあるのでこの名がある。花祭りの甘茶をつくるのはこれではなく、アジサイ属のアマチャです。一時、健康茶としてブームになったことがありますね。
葉は互生し、ふつう小葉が5個ある鳥足状の複葉。8~9月、黄緑色の小さな星形の花が咲く。雌雄異株。果実は直径6~8mmの球形で、黒緑色に熟す。

葉がヤブガラシの葉に似ていること、アレチウリの大群落の中にあった、ので見つけた時は半信半疑でした。実もついていたので、この花は雌花なのでしょう。

2年前の写真です  04.8.22撮影
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by higirinikki | 2006-08-23 21:20 | 舞岡公園の草木 | Comments(4)

アサギマダラ  06.8.22

今日(8/22)のNHKの夜の番組「クローズアップ現代」で、“2000㌔を旅するチョウの謎” の標題でアサギマダラを取り上げていました。
たまたま、昨年秋にアサギマダラの綺麗な写真を撮っていますが、今年も撮れる保証がないので、きょうの話題で取り上げることにしました。

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撮影データ 05.10.19 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/30,F8

舞岡公園・瓜久保奥の尾根入口から園外へ出た営農畑道沿いのセイタカアワダチソウで、このアサギマダラが長時間吸蜜行動に専念していました。カメラ仲間のKoさんに教えられてから急行したのだから、相当長い間ここにいたことになる。

アサギマダラは、濃茶色地に青白い斑紋があるアゲハチョウよりも大きなチョウ。斑紋部分は半透明。胴体もまだら模様になっている。あまりはばたかずにふわふわと優雅に飛ぶ。
移動性が強く、マーキング調査では数百キロも離れた場所で発見されたりする。
初夏から発生するが、晩夏から秋にかけて見る機会が多くなる。幼虫の食草は、キジョラン、イケマなど、ガガイモ科の植物。

番組では、「日本野鳥の会」会長でもあるタレント柳生博が、この夏休み八ヶ岳の住まい近くで孫と採集したアサギマダラにマーキング(採集者・年月日・場所を斑紋部分にサインペンで記入する)して放蝶したことを得意げに話していた。
同席した蝶研究者は冷静に、アサギマダラが福島県から沖縄県までのような長距離を移動する事実・アマチュア研究者でもマーキングで研究に貢献できることを解説していた。

北米では(名前を忘れたが)何万キロを移動する蝶もいる。渡り鳥と同じように、渡り蝶が日本にもいること、隣国中・韓との協同研究、近距離間移動の実態、など研究課題はいくつもあることもわかり、興味深い番組でした。
by higirinikki | 2006-08-22 21:23 | 舞岡公園の虫 | Comments(6)