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虫こぶ  06.11.12

10.26に撮影した正体不明のもの。ひょんなことで、「あれはヌルデについた虫こぶだ」と思い当たりました。
そこで、虫こぶ3種を紹介しましょう。

ヌルデ
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撮影データ 06.10.26 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/45,F8

これはアブラムシの仲間が寄生してできた虫こぶ。これを五倍子(フシ)と呼び、タンニンを採取してインクや薬用に利用した、そうです。


ガマズミ  04.9.13撮影
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この虫こぶ(ゴール)の名前は「ガマズミミケフシ」。形成者は「ガマズミミケフシタマバエ」。つまり、実の中には、タマバエ(ゴールを形成する蝿の仲間)の幼虫、すなわち蛆虫(うじむし)がいます。この幼虫は、落下した実の中で越冬して、5月に羽化するそうです。


クリ  05.4.18撮影
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これは「クリタマバチ」が産卵し幼虫が中で育っている「虫コブ」。これができると、先の葉や枝の成長がなくなるのだそうだ。
by higirinikki | 2006-11-12 22:22 | 舞岡公園の草木 | Comments(6)

クリ(栗)の虫こぶ  06.4.23

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撮影データ 06.4.18 PENTAXistDs 100mm/macro ISO200 1/350,F8

舞岡公園の木々が一斉に芽吹きを開始して枝先にはかわいい葉が日々大きくひろがりつつあります。3年前に自然観察を始めてから、写真のような枝先を毎年見てきました。「何の木かわからないが花の蕾なのかな?」と疑問に思いながら、誰に質問することなく過ぎてきました。

今年「クリにはクリタマバチという『害虫』がいる」ということを聞いた覚えがあることを思い出して、ネットで調べてみました。わかりました。
「九州大学総合研究博物館」というサイトに解説記事がありました。それによると、

「クリタマバチは、クリの新芽に虫こぶを作る、クリの大害虫です。虫こぶになった新芽はそれ以上伸長せず、花も咲きません。その結果、クリタマバチに加害されると、クリの収量は激減します。
クリタマバチは、わが国へは1940年以前に、中国から持ち込んだクリの苗木または穂木に付いて、岡山県に初めて侵入したとされています。その後1960年代には、北海道にまで分布を広げました。
  (中略)
そこで、もともと中国でのクリタマバチの天敵チュウゴクオナガコバチを1979年と1981年に中国から輸入して、茨城県や熊本県を手始めに、日本全国のクリ栽培地域で放飼され定着させました。現在では、クリタマバチはチュウゴクオナガコバチにより低密度に保たれており、チュウゴクオナガコバチを用いたクリタマバチの生物的防除は大成功をおさめました。」
ということです。

今年も、園内の栗林で所々にこの虫こぶを見つけました。クリタマバチとチュウゴクオナガコバチの攻防は当公園でも繰り広げられているのでしょうか?
by higirinikki | 2006-04-23 21:13 | 舞岡公園の草木 | Comments(2)